【コロナ不況を世界からみた日本経済どのような対応が必要なの?】

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【コロナ不況を世界からみた日本経済どのような対応が必要なの?】


        
国際通貨基金(IMF)ゲオルギエバ専務理事は、この世界規模
に拡がりつつある新型コロナウィルス感染症による世界経済へ
の打撃は、かつて20世紀初頭の世界恐慌以来の最悪な状況で
あると言う。


特に、資金調達の体力のない新興国への感染拡大は致命的な
危機的状況にあるとIMFの基金の拡充を望んでいる。
当初は、160カ国以上で国民所得の伸びを予想していたものが
170カ国以上が減少見通しで、さらに90カ国以上からの緊急融資
の申請があり、その対応に急がなければならない状況です。
このような今回の危機的状況は、2008年リーマンショックよりも
はるかに悪化傾向であることからも分かるように、戦後最悪規模
のマイナス成長に陥ってしまうのは確実な情勢にあります。
因みに、金融市場の混乱で2カ月間を調べててみると、新興国から
の資金流出は、日本円で10兆8千億円に達しています。
これは金融危機後の同期の3倍を超えた状況で、ちょっと異常です。
仮に感染封じ込め後の回復は考えられているV字回復は難しい
状況にあるのでは?
それでは僅かでしたが世界経済をみた側から日本経済はどんな
状況にあるのでしょうか?

<日本経済へのコロナ不況は>


先の10%への消費税引き上げによる消費が冷え込んだ状況から
今回のコロナショックがダブルで襲いかかる自粛を含めた嵐で
国内内需低迷から「令和恐慌」と言えるとんでもない事態に
陥ってしまった日本経済です。
期待された観光立国日本も、インリバウンド(訪問客)減少は
もちろん、イベント自粛が緊急事態宣言で発令されています。
そして、欧米も日本以上に経済悪化が叫ばれ、頼みの輸出は
大幅な減少を余儀なくされます。
さらに、一般の外出自粛要請で経済活動は麻痺状態に陥って
しまう…。これでは、4月から6月の実質成長率は年率換算で
10~20%マイナスになるのでは?
日本国内でも世界同様にリーマンショックか、それ以上の危機
的状況にあると言ってもいいかもしれません。
リーマンショックというのは金融システム問題から発生したもの
を考えた場合、今回の問題はリーマンとは異なる、つまり経済
活動を支えている企業に、そこで働く従業員の皆さんはコロナ前
は全くダメージは受けていないので、コロナショックが消えれば
日本経済は、意外とスムーズに回復基調になるといった意見も
少なくはないのですが?果たしてスムーズに戻ってくれるもの
なのか?かなりの不安材料があるわけで…。
しかし、予想以上にコロナショックが長引くとどうなってしまう
のでしょうか?
もしかしたら金融機関の破綻リスクだってありますよね。
企業サイドは経済活動を正常化しようと考えても、潜在成長力は
落ちてしまいます。
日本の金融機関のリスクを考えると、ドル資金の調達ができない
と今度は輸入にダメージがあるわけで、ここは日銀がしっかりと
支えていただきたいです。
また基軸通貨による円安や円高までの関係やら、例を上げれば
まだまだ問題はたくさん出てくるでしょうね。

<どんな対応が必要か?>


ここまできたら、もう戦争状態になってしまうわけで人類が
経験したことがあまりない事態に突入しているわけですから、
今持っている国力や経済力を全てを国民経済のために使って
ほしいです。政治家や官僚の皆さんは、それぞれに事情やら
思惑があることは理解できますが、正直言って、今この時を
逃してしまうと後に来る戦後処理がより困難のものになる
ことを認識していただきたい。まあ!それもご理解の上だよ
と言われてしまえば仕方ありませんね。
とにかく、今は働かぬ者食うべからずと言っている時では
ない時期であることは確かなようです。
解決には人との協力、損得勘定を捨てた真心以外には
なさそうですよ!

まとめ


いかがでしょうか?
今となっては、あれこれと考えるよりも人を思う心がけを
忘れなければどのような状態に陥ってしまおうと、不思議
なことに自然と解決の道が開けゆくと感じるような気が
します。皆さんも一度試してみてはいかがでしょう。

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