シェットランド・シープドッグってどんな犬?
シェットランド・シープドッグは、『シェルティ』という愛称で親しまれ、美しい毛並み を聡明な顔立ちから、世界中で多くの愛犬家に可愛がられている犬種です。我が家にも3 歳のシェルティを飼っています。シェルティには具体的にどんな魅力があるのか、体験談 を含め詳しくお話していきます。
目次
シェットランド・シープドッグってどんな犬?……………………………………………………..1
シェットランド・シープドッグの歴史………………………………………………………………….2
シェットランド・シープドッグの特徴………………………………………………………………….4
シェットランド・シープドッグの大きさと寿命…………………………………………………….5
シェットランド・シープドッグの性格………………………………………………………………….6
シェットランド・シープドッグの飼い方………………………………………………………………7
栄養価の高い食事7
お散歩は朝夕2回8
トリミングなどのお手入れは月1回8
ブラッシング8
定期的に健康診断8
シェットランド・シープドッグを飼うメリット
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健康的になれる
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癒される
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シェットランド・シープドッグを飼うデメリット
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お手入れが大変
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費用がかかる
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シェットランド・シープドッグの歴史
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シェットランド・シープドッグの歴史
…
シェルティは中型犬で、その見た目は大型犬のラフ・コリーによく似ています。(写真右:
コリー左:シェルティ)シェットランド・シープドッグはイギリスのシェットランド諸島で 牧羊犬として生まれました。シェルティの先祖はスピッツやスパニエル、コリーなどを交 配したと言われています。シェットランド諸島の気候条件は厳しく、家畜も小型だった 為、シェルティも小型化され、当時は優秀な牧羊犬として活躍していました。
シェルティの大きな特徴は優雅で気品あふれる被毛です。飾り毛は美しく、賢そうな 顔立ちにはついつい目が止まります。ふわふわの被毛を揺らしながら近づいてくる姿 にはいつもうっとりします。シェルティのカラーはセーブル、トライ、ブルーマール、 バイブラック、バイブルーの5色がスタンダードとされています。毛色が違うと雰囲気 も全く変わります。あなた好みのカラーの子を見つけてください。
シェットランド・シープドッグの大きさと寿命
シェルティの体高は33cm~40cm。 体重はオス7kg~10kg メス6kg~kg8 前後です。個体差はありますが、アンダーサイズでもオーバーサイズでもショードッ
グを目指さない限り、気にする必要はありません。どんなサイズでも魅力的な犬種で す。 因みに我が家のシェルティは15kgとかなりオーバーサイズですが、すごく可愛いです よ。
寿命は13年~15年と中型犬の中では長寿と言えます。しかし、 寿命はその個体の体質や 生活環境も影響しますので、日頃の健康管理をきちんとしてあげましよう。
見た目の美しさが目に留まるシェルティですが、どんな性格なのでしょうか。人間と同じ ように、性格は個体によっても差があるものです。必ず全ての子たちに当てはまるわけで はありませんが、温厚で賢いと言われるシェルティの性格を解説していきます。
・温厚 シェルティは非常に温厚です。小さな子どもや年配の方まで優しく接することができま す。トラブルを起こすことが少ない犬種なので、多頭飼いにも向いてます。
・賢い シェルティはとても賢く、訓練や頭を使うトレーニングが大好きです。しつけもしやすい ですが、賢いあまり、甘やかすと自分の方が立場が上だと勘違いしてわがままになってし まうので注意が必要です。
・遊び好き シェルティはとても活発で体を動かすことが大好きです。アジリティ等のスポーツドッグ としても活躍しています。美しい毛並みをなびかせて走る姿は圧巻です。我が家の子も暇 さえあれば遊んで!!と誘ってきます。
・忠実 シェルティは飼い主が大好きで、非常に忠実な犬です。逆に家族以外には中々懐かないと いう一面もあります。日ごろから積極的にスキンシップをとり、良好な関係を築くこと で、最高のパートナーになってくれます。
・神経質 シェルティは神経質な個体が多いです。急な環境の変化や雷や花火などの大きな音によっ てストレスを感じてしまうこともあります。ストレスを感じると無駄吠えが多くなった り、食欲が落ちることがあります。不安そうにしているときは声をかけるなどして気を紛 らわしてあげてください。
シェットランド・シープドッグの飼い方
栄養価の高い食事
ドッグフードはどれも同じではありません。現在は色々メーカーから沢山のフードが出て います。ドッグフードは高タンパク低カロリーで、栄養の高いものを選びましょう。 食事の与えすぎは肥満に繋がり病気のリスクも高まってしまいますので、適正な量を与え てください。
お散歩は朝夕2回
運動不足はストレスの原因になります。シェルティは運動量が多く必要です。
お散歩は1日2回、40分以上行ってあげましょう。 また、お散歩以外にもドッグランでの運動やロングリードを使って走らせてあげるなどし てストレスを発散させてあげましょう。 因みに我が家は一回のお散歩時間は1時間。週末にはドッグランに行っています。
トリミングなどのお手入れは月1回
シェルティは長毛種です。カットは必要有りませんが、シャンプーや爪切りなどのお手入 れは月に1回必要です。
稀に毛をカットしている子も見かけますが、カットする=涼しくなるとは限りません。犬 の皮膚は紫外線に非常に弱いです。逆に暑さが直接伝わり体調を崩すこともあります。 また、バリカンでカットすると美しい毛並みは中々元に戻りませんので、余程の理由がな い限りあまりオススメしません。
ブラッシング
シェルティの特徴でもある美しい毛並みを保つ為に、ブラッシングは2日に1回必ず行いま しょう。ブラッシングは毛並みの維持だけでなく、血行を良くするマッサージ効果やリ
ラックス効果もあります。 ブラッシングを怠ると毛玉が出来てしまいます。毛玉が出来ると皮膚が引っ張られてしま い、痛みが出る場合があります。自分ほどけない毛玉は無理に取ろうとせず、ペットサロ ンにお願いしましょう。何よりブラッシングの時間は飼い主と愛犬との大事なスキンシッ プの時間になりますので、時間をかけて丁寧に行ってあげましょう。
定期的に健康診断
病気は早期発見が一番です。犬は1年で何歳も歳をとます。健康診断は年2回がおすすめ です。 飼い主が異変に気づいた時には病気が進行している場合があります。我が家のシェルティ も半年に2回健康診断をうけています。大切な愛犬にいつまでも元気でいてもらうために、 飼い主がきちんと健康管理をしてあげましょう。
シェットランド・シープドッグを飼うメリット
健康的になれる
シェルティを飼うメリットの一つは健康的になれることです。毎日のお散歩は人間にとっ ても運動不足解消になります。私も普段はあまり運動する機会がなかったですが、シェル ティを迎えてから毎日散歩しています。良い運動にもなりますし、外の空気を吸うことで 気持ちもリフレッシュできています。
癒される
『癒し』を求めて動物を飼う家庭も多いのではないでしょうか。我が家もそうでした。実 際に飼って、シェルティはとても空気の読める犬種だなと感じます。家族がニコニコして いるとしっぽを振りながら近づいてきますが、誰かが落ち込んでいるときはそっと寄り 添ってくれます。間違いなく癒し系です。お世話は簡単ではありませんが、気持ちが伝わ れば何倍もの大きさで応えてくれます。
シェットランド・シープドッグを飼うデメリット
お手入れが大変
シェルティは被毛が二層構造になっている『ダブルコート』という毛の抜ける犬種です。
毛が非常に抜けるので日々のお手入れは欠かせません。我が家でも毎日コロコロが大活躍 しています。抜け毛はそのままにすると絡まって毛玉になってしまいます。これはシェル ティのようなダブルコートの犬種すべてに言えるデメリットです。マメなブラッシングと 部屋の掃除が必要です。
費用がかかる
シェルティは中型犬なので、日々の餌代や薬代は小型犬よりも高くなります。それに加
え、月1のシャンプーや、医療費などもかかるので、飼う前にしっかり最期まで面倒がみれ るか考えてみてください。尊い命なので、しっかり責任をもって飼いましょう。
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