皆さんこんにちは😃
いつも当ブログをご覧頂きありがとうございます😊
ダイハツ ビーゴのリヤ周りの修理‼️
今回は、ダイハツのビーゴの修理です👍
実はこのビーゴ、大元はトヨタのRushなんです。
エンブレムが違うだけでほぼ同じです😁
バッグドアから鈑金
今回の修理はこちら。
まずはバッグドア。
う〜ん…ガッツリ押し込んで下のツバが内側に巻き込んでます💧
こりゃ鉄板伸びまくりやなぁ😰
絞るの大変そう💦
損傷を確認したら鈑金に入りますが、ここで注意‼️
鈑金する時は、1番硬い所からしないといけません‼️
何故かと言うと、
- 低い所から引っ張って、その後硬い所を出すと低い所がつられて高くなってしまう。
- 鉄板が伸びてしまう。
- 低い所が出てこなくなる。
などなど、いろいろと面倒になってきます💧
これは、塑性変形と弾性変形と言うものがあるんです。
詳しく書いたら話が固くなっちゃうんで省略します(笑)
今回の場合、バッグドアの下のツバの部分が硬いのでそこを裏から叩いてラインを合わせます👍
下のラインが合ったら、次は4センチ程上の横のラインを合わせます。
コチラ⬇︎
ラインの色を剥ぎ、上の写真のようにワッシャーをくっ付けて鉄の硬い棒を入れてスライドハンマーで周りの高い所を叩きながら、高さを見ながら少しずつ引っ張り出します💦
これで引き過ぎると後が面倒になってくるんですよ〜😰
これでキッチリ出した写真がコチラ⬇︎
ツバとラインを出したら最初とだいぶ違って見えますね😃
ココからが本番‼️
今度は本体を鈑金していきます。
まずは全体の色を剥いで行きます。
ココから鈑金に入りますが、問題は何処から鈑金するかです‼️
上にも書きましたが、硬い所からだす‼️
これが重要です。
これはバンパーなどの樹脂パーツでも同じなんです👍
なので、ラインからツバの部分を先に引っ張り出していきます。
出し終わった写真がコレ⬇︎
ココをキッチリしとかないと上はまともに出ません💦
それから上の鈑金に入ります。
が‼️
やっぱり鉄板は伸び伸び😱
高い所をハンマーで絞ったり、スタッドの低い電圧で軽く熱を入れたりでもう大変😱💦
そして出来上がりがコチラ⬇︎
う〜ん、時間掛かったなぁ😅
実は反対側もスペアタイヤのカバーが当たって少しヘコんでいるので軽く鈑金。
そして、パテを充てて行きます。
これでボディの鈑金終了👍
リヤバンパーの変形修正
次はリヤバンパーです。
う〜ん、硬い所が歪んで盛り上がってる…
ココで大活躍するのかホットドライヤー‼️
これです⬇︎
これはヘアドライヤーとは桁違いの温風が出るんで髪にやっちゃうとチリチリになります(笑)
ウチのは温度設定が出来るんで、どう言うものに使うかで温度調節をしていってます。
さてさて、これを表と裏に温度をあてて溶かさないように柔らかくして行きます。
近づけ過ぎると溶けちゃうんで適度な距離で💦
柔らかくなったらハンマーなどの道具を使って硬い所から出して行きます。
出し終わったのがコチラ⬇︎
これで見ると綺麗に出てますね(笑)
でも、このままではまずいので出した所を削って慣らして行かないといけません。
エアーツールのシングルサンダーを使います。
最初は荒いペーパーを使ってある程度慣らしていき、その後道具を変えます。
削って慣らした写真です⬇︎
これである程度の高さになりました。
そして、次の工程。
コレは、ダブルアクションサンダーと言います。
シングルサンダーと比べてパワーはありません。
シングルサンダーで削るとパワーがあり過ぎて熱を持って変形したり荒いペーパーを使うのでペーパー目が出ます。
それを、このダブルアクションサンダーでいくつかのペーパーを使ってペーパー目を消しながら細かいラインを作り直します。
どうですか❓
綺麗に治ってるでしょう(笑)
これて、あとはサフェーサーを塗ったら塗装をします😃
えっ⁉️
パテは充ないの⁉️
と思われる方もいるかもしれません。
はい、ウチではよっぽどの事がない限り樹脂パーツにパテは充ません‼️
何故かと言うと、
- 樹脂パーツの場合、パテを充ててその後塗装すると、パテの溶剤が抜けた後に傷やヘコミに吸い込まれてのちのちクッキリと出てきます。
- それだけの材料代をお客様に負担させたくない。
- 見栄えが悪い。
などなど他にもありますがこんな感じです。
パテは極力充てないか薄くがベストです👍
なかなか難しいんで日々勉強してます😅
次次に新しい技術や新しい材料で作られたパーツが出てきますから勉強しとかないとついていけなくなります😅
ブログもそうですね💦
それでは、本日も最後までお読み頂きありがとうございます😊
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